むらかみ歯科クリニックの取り組み むし歯 歯ぎしり 咬み合わせ

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むらかみ歯科クリニックの取り組み むし歯 歯ぎしり 咬み合わせ

院長ブログ

2017/03/01 むらかみ歯科クリニックの取り組み むし歯 歯ぎしり 咬み合わせ

 

今回は虫歯の症例を見ていただきます。

 

患者さんは20代男性です。

 

主訴は「前歯に虫歯が出来たみたいで茶色くなっているのが気になる。」です。

 

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矢印のところに『むし歯』が出来ています。

お口の中を精査させていただきましたが、親御さんはさぞお子さんのお口に対しての意識の高い方だったのでしょう。

奥歯の溝には『シーラント』と呼ばれるむし歯を予防する処置が認められました。

親御さんのお陰もあってか喜ばしいことに『むし歯』はこの前歯の一本だけでした。

そこで「あれ?」と思われることはありませんか?

磨きにくい奥歯ならいざ知らず、こんなどんなに不器用な人でも磨けそうなこの前歯だけが『むし歯』?

何故?と疑問に思われませんか?

 

まずは普段の食生活について聞いてみました。

すると、

①野菜ジュース

②スポーツドリンク

を良く飲まれるとのことでした。

どちらも『むし歯』を作り難そうに思われるかもしれませんが

まずスポーツドリンクは糖度が高くとっても『むし歯』を作りやすいのです。

そして、野菜ジュース、一見『むし歯』とは関係なさそうですが成分表示にだいたい「果物」が記載されているはずです

野菜だけだと味が美味しくないので「果物」が入れてあることが多いように思います。

「果物」にふくまれる「果糖」は立派に『むし歯』を作る代表格ですので注意が必要かと思います。

その他で注意の必要な食べ物・飲み物としては

飴、ソフトキャンディー・乳酸菌飲料・お酢などにも注意が必要です。

鞄やポケットから飴ちゃんが出てくる方は要注意!です。

あと、経験上、料理を生業とする方塗装業に携わっておられる方も『むし歯』のリスクが高いように思います。

 

話をもとに戻しましょう。

いくらむし歯を作りやすい飲み物を摂っていたからといって前歯にだけ『むし歯』を作ってしまった理由にはならないかと思います。

 

お口をもうちょっとしっかり見ていきましょう。

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お口のベロの状態です。

この方もベロが喉の奥に下がってしまっています。

睡眠時には気道が閉塞して『呼吸』に問題が出ている可能性があります。

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下顎の内側に『骨隆起』という骨の盛り上がりが認められます(矢印)。

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上顎の天井部分にも同じように『骨隆起』を認めました(矢印)。

 

 

この『骨隆起』は強い『喰いしばり』や『歯ぎしり』をする方に認められます。

つまりこの方は睡眠時に『呼吸』をするため強い『歯ぎしり』をしていることが推測されます。

 

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咬み合わせてもらった状態での正面観です。

 

なにが問題なのでしょうか?

 

まず、噛み合わせが深い(上の前歯が下の前歯をほとんど隠してしまっている状態)、さらに上の前歯と下の前歯の真ん中が合っていない!

かなり右に、『むし歯』のある方側に寄ってしまっているのがおわかりでしょうか?

 

まず、嚙み合わせが深くなってしまった理由として普段から前歯を使って食事をする習慣がないことが考えられます。

前歯を使うのが苦手な方は固いものを食べるのが苦手です。固い歯応えのある食べ物はしっかり噛み砕かないと飲み込めず口の中に長く滞在します。一方歯応えの無い軟らかい食べ物はすぐ飲み込めてしまうため口の中にいる滞在時間が短いために濃い味付けにしないと味が薄く感じられてしまいます。聞いてみると案の定「硬いものが苦手」「濃い味付けが好き」でした。日常的な食事でも砂糖と塩分を多量に摂取していることがうかがわれます。

そしてこの方は歯の真ん中があっていない右に顎がずれた状態です。

『歯ぎしり』の際には顎は右に向けてギリギリしているはずです。

そして、さらにこの『咬み合わせの深さ』!

『歯ぎしり』の強烈な力が右前歯にガチン!

そしてスポーツドリンク・野菜ジュース

普段の食事における糖分摂取量

これらすべてが重なった結果が右前歯のみ『むし歯』という状態になったのではと推測します。

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『むし歯』を除去したところです。

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プラスチックの樹脂を詰めて修復したところです。

 

おそらく、この『咬み合わせ』を治療しない限りは『むし歯』の再発リスクは高まると思われます。

 

どんなに頑張って歯ブラシしたとしてもです!

 

『むし歯』の所は接着剤でプラスチックを張り付けただけです。『歯ぎしり』の強い力に半永久的に耐えられるわけがありません。

 

全ての『むし歯』の発生原因は歯ブラシによる細菌除去だけに起因するものではありません!

『咬み合わせ』も重要なのです!

それも睡眠時の『咬み合わせ』です!

 

自分は大丈夫なのか…?

不安に思われたらぜひ一度ご相談ください。

 

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