「虫歯と歯槽膿漏」と「糖尿病」

むらかみ歯科クリニック

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「虫歯と歯槽膿漏」と「糖尿病」

院長ブログ

2015/01/05 「虫歯と歯槽膿漏」と「糖尿病」

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新年あけましておめでとうございます!

 
皆さん良い年を迎えることができましたでしょうか?我が家は年末に1歳半になる娘がひいた風邪がどんどんと家族に蔓延していき年末年始はほとんど家から出ることなくひたすら療養に励む寝正月となってしまいました。

 
皆様も体調管理くれぐれも気をつけてくださいませ。

 
さて、今回は「お口の健康」と「全身の健康」についてのお話の第2弾です。

 
前回お話させていただいたのは「歯周病」と「高血圧」についてのお話でしたが今回は「歯周病」と「糖尿病」の深~い因果関係についてお話しさせていただきたいと思います。

 
「歯周病」と「糖尿病」?前回に続きな~にをまたトンチンカンなことを言っておるのだこの歯医者は… と皆さんはわたくしの事をさぞかし訝しく感じられるのではないかと思いますが(笑)

 
ところがどっこいです!「歯周病(歯槽膿漏)」と「糖尿病」の関係を甘くみてはなりません!「糖尿病」になったから「歯槽膿漏」になったのか?「歯槽膿漏」になったから「糖尿病」になったのか?どっちが先でどっちが後かというくらいその関係には根深いものがあるのです。

 
前回の「高血圧」の話の時、口の中というのは特殊な環境であるということを皆さんは憶えてらっしゃいますでしょうか?口の中は虫歯や歯槽膿漏といった出来てしまった傷が治癒されることなく放置され、なおかつその傷の周りに細菌がウジャウジャといる自分の身体の中でも他に類を見ないヘンテコな場所ですとお話しさせていただいたと思うのですが思い出していただけたでしょうか?

 
そこでまた細菌というかバイ菌の話しです。前回お話しさせていただいたのと同様、虫歯や歯槽膿漏の傷口から傷が治らないかぎりはバイ菌が延々と身体の中に侵入してきます。侵入したバイ菌の出す毒素により攻撃され血管の壁が炎症を起こし、すい臓から分泌される血糖値の調整にとっても大切なインスリンの働きを邪魔して細胞内へのブドウ糖の取り込みを阻害し、血糖値のコントロールを難しくさせてしますのです。と、このことについて深くお話しをすると因果関係が深すぎてとてもではないですがこのブログのスペースなんぞじゃ足りません!先程お話しさせていただいたのもザッと簡潔にさせていただいたもので、このブログを専門家にでも見られた日には怒られそうです(;´Д`)

 
わかっていただきたいのは、「歯槽膿漏」と「糖尿病」がとても深い関わり合いがあるということです。

 
さて、「高血圧」のお話のときとまたおんなじです。

 
皆さん!「糖尿病」にならないように「歯医者さん」に通いましょう!「糖尿病」?そんなの「内科の先生」に診てもらうから「歯医者」なんか関係ないよ。

 
いえいえ!「内科の先生」にも「糖尿病」を「治癒」させることはできません。出来るのは血糖値のコントロールをすることだけです。「糖尿病」になってしまえばあとは一生お医者さんのお世話になるだけです。

 
ですからどうか皆さん「糖尿病」になってお医者さんのお世話になってお薬を一生飲み続けなくてはならない状態になる前に「歯医者さん」への受診をお願いいたします。

 
そして最後に…

 
当院では「糖尿病」を躍起させてしまうであろうお口の中のバイ菌を退治するための画期的な方法を実践させていただいております!

 
それは、『3DS(Dental Drug Derivery System)』です!

 
3DS!Nintendoじゃありませんよ!

 
ぜひ、当院ホームページを詳しくご覧になって下さい!

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