食事中に気をつけること

むらかみ歯科クリニック

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食事中に気をつけること

院長ブログ

2015/01/27 食事中に気をつけること

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今回は、お子さんの食事中のことで注意しなくちゃいけないことについてお話しさせていただきます。

 
このブログを書いている時刻は現在19:30!ちょうど晩御飯の真っ最中なのではないでしょうか?さっきからわたくしのお腹もぐーぐー鳴りっぱなしです。それはさておき、いま食事中のお宅のお子さんを観察してみましょう!

 
①姿勢はどうですか?猫背になっていませんか?

 
②足がついておらずプラプラさせてませんか?

 
③利き手にお箸、もう片方にお椀をもって食べてますか?

 
④食事中にテレビが点いてませんか?

 
⑤食卓の上に水やお茶、まさかジュースなんかおいてませんか?

 
⑥口いっぱいに頬張っていませんか?

 
さて、いくつ当てはまりました?1つはぜったい当てはまっているはずです!

 
これらは、『歯並び』を悪くする要因です。健全な『歯並び』を獲得するためにも今すぐにでも改善することをお勧めします。

 
まず、姿勢ですが姿勢が悪ければ顎は悪い方へと傾いていくでしょう。

 
足がついていなければ噛む力を最大限に発揮することはできません。しっかり噛むことができないので柔らかいものを好むようになり噛む筋肉を鍛えることが出来ません。『歯並び』は噛む筋肉とベロの筋肉によって育まれていきます。噛む力が弱ければキレイな『歯並び』にはなりません。

 
最近カフェ飯という言葉を耳にします。ワンプレートとかいって一枚のお皿に盛りつけるのですが、オシャレなのは大人だけでけっこう!子どもには必要ありません。おかずはそれぞれのお皿に盛ってあげて下さい。そして利き手にお箸、もう片方にはおかずもしくはご飯ののったお茶碗やお皿、両方の手でもって左右バランス良く!これが大切です!

 
食事中にテレビですが出来ればご飯の間はテレビは消して家族みんなの楽しいおしゃべりの場にしてもらえると嬉しいです。なぜテレビがいけないのか?こんなことがありました歯並びで相談にいらしたお姉ちゃんと弟さんの兄弟、お姉ちゃんは左に顔が曲がってきている気がする、弟さんは右に顔が曲がってきている気がするというご相談でした。よくよく二人の日常生活のお話を伺っていると食事中お姉ちゃんは右をむいてテレビを観ながら食事、弟さんは左を向いてテレビを観ながら食事。顔は向いている方に傾いていますのでお姉ちゃんは右噛み、弟さんは左噛みになっている可能性があります。噛み癖のあるほうの筋肉だけが鍛えられてしまった結果顔が曲がってきてしまったのです。まぁ、これだけがすべての要因ではないとは思いますが日常的な習慣というものは侮れないのです!

 
そして、おそらくどこのご家庭でもされているであろう、食卓の上の飲み物についてです。食事中に飲み物があれば、しっかり噛まずに、噛んで・砕いて・ベロを使って喉の奥に送り込むという動作をせず「流し込み食べ」をしている可能性があります。この「流し込み」をすると咬む筋肉もベロの筋肉も育たずキレイな『歯並び』になるのは困難なことになるでしょう。これは口いっぱいに頬張るのも一緒です口いっぱいに頬張って次から次へと食べ物を押し込んで飲み込むこれではベロの筋肉は育ちません。

 
まずは、自分のお子さんがどういった食べ方をしているのかしっかり観察してみましょう!

 
姿勢を正して、お茶碗にお箸!足はしっかりつけて、飲み物は食後か食前に!お母さんは食べることを急かさないことです!

 
以上のことを守って『キレイな歯並び』をめざしましょう!

 
では今回はこの辺で!

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