むらかみ歯科クリニックでの取り組み　症例報告

 

12月27日

本日は雨！

冬の雨って嫌ですよねー

雪なら許せるけど雨って！濡れたら寒いは、手が冷たいからポケットに手を入れておきたいけど傘ささにゃならんし！

とっても嫌ですねー

 

さて本日は『むし歯』のお話

 

むし歯ってなんで出来るかご存知ですか？

「なにを今さら…」とお思いでしょうが

知らない方もいらっしゃるかもしれないので簡単に説明すると

口のなかにいる菌が食べかすや磨き残しを餌にして酸を出しますこれが歯を溶かすってわけです。

 

なら、ハミガキをしっかりして「むし歯菌」から歯を守ればむし歯にならないのでしょうか？
さてこちらの虫歯ですが

これってハミガキの仕方が悪くてなっちゃったのでしょうか？

 

こちらの虫歯は20代の女性のものです。

まだまだ年齢もお若いですから手先が上手く動かせずブラッシング不足…？

歯磨きがめんどうだからサボってる…？

 

とっても身ぎれいにされた清潔感のある素敵な女の方でした。歯ブラシをサボる方には見えませんでしたし、口腔内も良くケアされていました。

あとはあまーいお菓子なんかを良く食べているか？も聞いてみましたが特に食生活において極端なことは無いようでした。

歯ブラシに得て不得手はあれど歯の咬み合わせのところって磨けませんか？どんなに歯ブラシが下手でもこの咬み合わせの所ぐらいは歯ブラシが当てられるはずです！

 

ではなぜ「むし歯」になってしまったのでしょうか？

 

この方は奥歯の咬み合わせ、それもとっても「歯ぎしり」のし難い咬み合わせをしておられました。

 

この「むし歯」はまず「歯ぎしり」によって噛み砕かれた詰め物の間から細菌の侵入をゆるしてしまったために起きたものではないかと推測されます。

「むし歯」の進行は先にも書いた「むし歯菌」の出す「酸」によるものなのかもしれませんが、「むし歯」を作ってしまった大きな原因は「咬み合わせ」と「歯ぎしり」であると考えられます。

 

とすれば、一生懸命歯ブラシしても「むし歯」になっちゃうってことですよね。

 

「むし歯」も「歯槽膿漏」もすべてが細菌のせいだけとは限りません。

 

「歯ぎしり」と「咬み合わせ」のバランスが悪ければ自分の「噛む力」で口の中を崩壊させていく可能性があるのです。

 

歯ブラシしっかりしてるのに「むし歯」があっちこっち出来てしまうとお悩みのアナタ！

 

咬み合わせが原因かもしれませんよ！

 

ぜひ一度ご相談ください！